🏡 固定資産税がかからない土地って?

はじめてでもわかる「免税点」のしくみ
「土地や家を持つと毎年“固定資産税”がかかる」
これは多くの人が知っている基本ルールです。
でも実は、
条件によっては“固定資産税がかからない土地”もある
ということをご存じですか?
今回は、住みかえを考えている方でも
スッと理解できるように、やさしく解説していきます。
■ 固定資産税はどうやって決まるの?
まずは簡単にルールを整理します。
- 税金を払うのは 毎年1月1日の所有者
- 税額は「その土地の評価額」によって決まる
- 評価額 × 約1.4% が目安
つまり、評価額が高いほど税金も高くなります。
■ 実は“免税点”を下回ると税金ゼロに!
固定資産税には、
「ここより評価額が低い場合は課税しません」という
免税点があります。
▼ 免税点(=税金がかからなくなる基準)
| 種類 | 課税されないライン |
|---|---|
| 土地 | 30万円未満 |
| 家屋 | 20万円未満 |
→ つまり、評価額がこの金額より低ければ
固定資産税はかかりません。
▼ ただし“市区町村ごとに合計される”
同じ市で複数の土地を持っている場合、
それぞれの評価額を足した合計が 30万円以上になると課税対象になります。
・例)
A土地:15万円
B土地:20万円
→ 合計35万円 → 課税される
別の市で所有していれば合算されないので、非課税になる可能性もあります。
■ どんな土地が“税金ゼロ”になりやすい?
ここが一番気になるポイントだと思います。
結論から言うと…
普通の住宅用地は、ほぼ税金ゼロになりません。
では、どんな土地が免税点以下になりやすいのでしょうか?
▼ 税金ゼロになりやすい土地の特徴
- 山の中の 山林・原野
- 使われていない 農地や雑種地
- 道路が通っていない、車が入れない
- 水道・下水などが整っていない
- 利便性がとても低いエリア
つまり、
“住むこと”を前提にしていない土地 が多いんですね。
■ 自分の土地が非課税かどうか調べるには?
方法はとても簡単です。
① 毎年届く「固定資産税の通知書」を確認
課税標準額が 30万円未満なら、非課税の可能性が高いです。
② 市区町村の固定資産税課に問い合わせ
評価額はすぐ教えてもらえます。
③ 所有している土地が同じ市にいくつあるか確認
合計額が免税点を超えていないかチェックします。
■ 税金ゼロ=お得?それとも注意が必要?
ここはとても大事な部分です。
税金がかからない土地と聞くと
「お得!」「維持費が安い!」
と思いますが、実は注意点があります。
▼ 注意したいポイント
- 建物を建てられないケースが多い
- インフラを整えるのに高い費用がかかることも
- 将来、売りたくても買い手がつきにくい
- 住みかえ先としては不向きなことが多い
住みかえ先として考えるなら、
利便性・暮らしやすさ・資産価値
の3つはとても大切です。
単に「税金が安い」という理由だけで選ぶのは危険なんですね。
■ 住みかえを考えている方へのアドバイス
- 税金より 暮らしやすさ を優先する
- 生活インフラが整っているか必ず確認
- 将来売りたい時に困らない土地かどうかチェック
- 「安い=良い土地」ではない点に注意
住みかえは長い生活に関わる大きな選択です。
税金の安さはプラス材料ですが、それだけで決めるのは避けた方が安心です。
■ まとめ
- 土地には税金がかからないケースがある
- 免税点より評価額が低い土地が対象
- ただし、実際に該当するのは 山林や原野など、使いにくい土地が中心
- 住みかえを考えるなら、税金より“暮らしやすさ”を優先
あなたの住みかえが、安心で快適なものになるよう、
この記事が少しでも参考になれば嬉しいです🍀

