【古地図でわかる安心の家選び】

― その土地の“昔”を知ることで、後悔しない住みかえを ―
住みかえや住宅購入を考えるとき、多くの方は「駅からの距離」「周辺の買い物環境」「家の広さ・価格」などを見ると思います。
もちろんそれらも大切ですが、実は それと同じくらい大事な視点 があります。
それは──
「この土地は、昔どういう場所だったのか?」を知ること。
土地の“過去”を知っておくと、地盤の強さや災害のリスク、安心して長く住めるかどうかが見えやすくなります。
この記事では、誰でもカンタンに使える 「古地図(昔の地図)」を活用した土地チェック方法 を、やさしく解説します。
■ なぜ古地図が大事なの?
普段私たちが見る地図は、
- 道路
- 駅
- お店
- 住宅地
など「今の様子」が描かれています。
ですが、土地には “歴史” があります。
たとえば…
- 昔は 沼地や田んぼ だった
- 昔は 川が流れていた
- 昔の地名が 「○○谷」「○○川」 など地形を表している
- 昔は 工場や倉庫、軍用地 があった
- 昔の 海岸線 が近かった
こうした情報は、現代の地図だけではわかりません。
しかし古地図を見ると、
“見えない土地の素顔” がわかります。
■ 古地図を見ると、どんなことが分かる?
古地図を使うと、土地の「もともとの姿」が分かります。
やさしくまとめると…
① 低い土地・湿地だった場所
▶ 雨が降ると水がたまりやすいことがあります。
② 昔の川・池の跡がある
▶ 地震時に液状化しやすいことがあります。
③ 山を削って作られた土地
▶ 盛り土が多い場所は、沈下の可能性があります。
④ 工場や倉庫だった場所
▶ 地中に思わぬ埋設物が残っていることも。
⑤ 埋立地(昔は海や川)
▶ 地盤がゆるい場合があります。
これらの“過去の姿”は、
住んでからの安心感に大きく関わるポイント です。
■ ハザードマップと古地図はセットで使うと安心!
住宅購入で必ず見ておきたいのが ハザードマップ です。
洪水・土砂・液状化などのリスクを地図化したものですね。
ただし…
ハザードマップ = 未来の危険を示す地図
古地図 = その土地の過去の姿がわかる地図
この2つを合わせて見ることで、
“将来のリスク” と “土地の成り立ち” を両方チェックできます。
■ 古地図はどうやって見るの?(誰でも無料でできます)
「なんだか難しそう…」と思うかもしれませんが、
いえいえ、実はとてもカンタンです。
▼ ① 今昔マップ
昔の地図と今の地図を横に並べて比較できます。
初心者の方にいちばんおすすめ。
▼ ② 国土地理院の古地図
江戸時代〜昭和の地図・航空写真が見られます。
▼ ③ 図書館・郷土資料館
古い住宅地図や地形図が置いてあることがあります。
▼ ④ 昔の航空写真
土地の“変化の過程”が写真でわかります。
スマホでもOK なので、物件探しのときにぜひ使ってみてください。
■ たとえばこんな失敗を防げます
●ケース1:駅近で便利なのに安い土地
→ 古地図を見ると、昔は“池”だった
→ 「だから安かったんだ」と気づけた!
●ケース2:見た目はきれいな住宅地
→ 昭和の航空写真では“田んぼ”の連続
→ 地盤に不安があり別の地域に変更して安心した!
●ケース3:新築の家が並ぶエリア
→ 昔の地図を見たら“川”の跡がくっきり
→ 液状化リスクを考え別エリアに
このように、古地図は “後悔しない家選び” の手助けになります。
■ まとめ:古地図を使うと、住まい選びで「安心」が増える
最後に、古地図を使うメリットをシンプルにまとめます。
◎ 土地の過去がわかる
◎ 地盤や災害リスクのヒントになる
◎ その土地の“成り立ち”が理解できる
◎ ハザードマップだけでは足りない部分を補える
◎ 住んでからの不安や後悔を防げる
住みかえや購入を検討している方にとって、
古地図は 知っておくと安心できる“お守り”のような存在 です。
■ 「もっと調べたい」「この住所も見れる?」などもOK!
必要なら
- 調べ方のサポート
- 見方のポイント
- 住所を教えていただければ古地図のチェック方法
などもお手伝いできます。
お気軽にご相談くださいね。
あなたの新しい暮らしが、安心で満足のいくものになりますように。

