長周期地震動とは?

住みかえ前に知っておきたい「ゆっくり揺れる地震」の話
住みかえを考えるとき、
「この家は地震が来ても大丈夫かな?」
と不安になる方はとても多いです。
最近よく聞く言葉に、
長周期地震動(ちょうしゅうきじしんどう)
があります。
名前はむずかしそうですが、考え方はとてもシンプルです。
この記事では、専門知識がなくても理解できるように、やさしく説明します。
長周期地震動って、どんな地震?
一言でいうと、
👉 ゆっくり・大きく・長く揺れる地震
です。
ふつうの地震は
- ガタガタ
- ドン!
と、短くて強い揺れですよね。
一方、長周期地震動は
- ユラ〜
- グラ〜
と、船に乗っているような揺れが長く続きます。
「壊れるほど強くはないけど、気持ち悪いくらい揺れる」
そんなイメージです。
なぜマンションで気をつけたほうがいいの?
高い建物ほど揺れやすい
長周期地震動は、
背の高い建物ほど揺れが大きくなる特徴があります。
特に注意したいのは
- マンション
- 高層マンション
- タワーマンション
です。
地面ではそれほどでもなくても、
上の階ほど大きく、長く揺れることがあります。
「テレビが勝手に動いた」
「立っていられなかった」
という声もあります。
家の中で起こりやすいこと
長周期地震動で怖いのは、
家そのものより、家の中です。
家具がゆっくり倒れる
ゆっくりした揺れは、
- 本棚
- 冷蔵庫
- タンス
を少しずつ動かし、最後に倒すことがあります。
すぐに動けない
揺れが長く続くため、
- 立ち上がれない
- どこに逃げればいいかわからない
と感じやすくなります。
今日からできる、かんたん対策
家具を固定する
これだけで安全は大きく変わります。
- 突っ張り棒
- 転倒防止金具
- 耐震マット
特別な工事は必要ありません。
玄関や寝室を安全に
- 寝ている場所
- 逃げる通り道
に、倒れやすい家具を置かないことも大切です。
住みかえを考えている人が見るべきポイント
① 建物がいつ建てられたか
1981年以降に建てられた住宅は、
地震に強くなる基準で作られています。
中古住宅の場合は、必ずチェックしましょう。
② 揺れを減らす仕組みがあるか
最近のマンションには
- 揺れをやわらげる
- 揺れを伝えにくくする
工夫がされているものもあります。
これは、長周期地震動に強いポイントです。
③ 高さだけで決めない
「景色がいいから高層階」
だけで決めると、あとで不安になることも。
安心して暮らせるかどうかも大切な判断材料です。
まとめ|知っているだけで安心できる
- 長周期地震動は ゆっくり揺れる地震
- マンションの上の階ほど揺れやすい
- 家具固定で安全は大きく変わる
- 住みかえでは「地震の揺れ方」も考える
地震は止められません。
でも、知って・備えることはできます。
これからの住みかえが、
「安心して暮らせる選択」になるよう、
ぜひこの知識を役立ててください。

