●格安物件の落とし穴●

――「安い物件ほど注意が必要」その理由をわかりやすく解説します
住まい探しの途中で、
「えっ? こんなに安いの?」
という物件を見つけた経験はありませんか?
一見お得に見える格安物件ですが、
“安いのには必ず理由がある” と言われます。
この記事では、住みかえを検討している方でも
すぐ理解できるように、できるだけ簡単な言葉で
格安物件の注意点と見抜き方をまとめました。
目次
■ 1. どうして安い物件があるの?
物件が安くなる理由は、大きく分けて4つあります。
① 立地が少し不便
- 駅から遠い
- 買い物に行きにくい
- 坂が多い
生活のしやすさは値段に影響します。
② 建物が古い・修理が必要
- 外壁のひび
- 給湯器や設備の寿命
- 断熱性が弱い
住んでから修理費がかかる可能性があります。
③ 周辺環境にクセがある
- 墓地・工場・大きな道路が近い
- 夜道が暗い
- 自然災害のリスクがある地域
こういった“気にする人が多い特徴”は価格に反映されます。
④ 事故物件など、心理的に気にする要素
- 過去のトラブル(事故・事件など)
- 近隣住民との問題があった
内容によっては価格が下がることがあります。
■ 2. 格安物件でよくある「落とし穴」
❗ 落とし穴①:生活費が意外と高くつく
安く借りても、住んだ後のコストが高くなることがあります。
- 冬は寒くて暖房費が増える
- 古い設備が故障 → 修理代がかかる
- 駅が遠くてタクシーを使うことが増える
「結局高くついた…」というケースも。
❗ 落とし穴②:管理がゆるい物件がある
見学した時に気をつけたいポイントです。
- ゴミ置き場が汚い
- 共用部分が暗い・古い
- 駐輪場が散らかっている
管理がゆるい物件は、住んでから困ることが多くなります。
❗ 落とし穴③:生活ストレスが増える
- 隣の音がよく聞こえる
- 夜道が暗い
- 周りにお店が少ない
安さを優先すると「毎日の小さな不便」が積み重なります。
❗ 落とし穴④:資産価値が下がりやすい
格安物件は、
“買うとき安い=売るときも安い”
のが一般的です。
- 買い手がつきにくい
- 家賃を上げにくい
- 将来の選択肢が少なくなる
住みかえを繰り返す予定がある方は特に注意です。
■ 3. 内見で見るべきポイント(かんたんチェックリスト)
以下の4つを見れば、落とし穴の多くを避けられます。
🔍 周辺環境
- 騒音はない?
- 夜の明るさは?
- 近隣に気になる施設は?
🏚 建物
- 外壁のひび・サビ
- 階段や共用部分の清掃状態
🏠 室内
- カビの匂い
- 床の傾き
- 窓や水回りの古さ
📄 契約条件
- 敷金ゼロの裏に「クリーニング代」
- 更新料の有無
- 過去のトラブルの説明
■ 4. 格安物件を選ぶときの“3つのコツ”
① 理由を必ず聞く
「どうしてこの価格なんですか?」
これは遠慮なく聞いてOKです。
② 第三者(専門家)のチェックを使う
ホームインスペクション(住宅診断)は安心材料になります。
③ 住んだ後の生活を想像する
- 買い物のしやすさ
- 通勤・通学の負担
- 夜の安全性
“住んでみたら不便だった”を防げます。
■ 5. まとめ:安さに安心しない。理由を知れば、失敗しない。
格安物件がすべて悪いわけではありません。
大切なのは、
「どうして安いのか?」を理解して納得すること。
理由が自分にとって問題なければ、
むしろ“お得な住まい”になることもあります。

