【知らないと困る】地下車庫付き中古住宅を買う前に見るべきポイント

はじめに
中古の戸建てを探していると、
「地下車庫つきの家」を見かけることがあります。
雨の日でも濡れずに車へ行けたり、
車がいたずらされにくかったりと、
とても便利で魅力的ですよね。
ところが、地下車庫には
“見た目だけでは分からない注意点”
がいくつかあります。
この記事では、住みかえを考えている方が
失敗しないために知っておくべき大切なポイントを、
専門用語をできるだけ使わずに、やさしくまとめました。
1. 地下車庫の家は「つくり」がちょっと特別
地下車庫は、
地面を深く掘ってコンクリートで囲んで作る
という特徴があります。
そのため、普通の家とはちがい、
湿気がこもりやすかったり、
水が入り込みやすい環境になります。
また、地下の部分が
“家を支える土台の一部になっていること”
も多く、家の強さにも影響します。
2. まず必ず見てほしいのは「ひび」「水」「湿気」
地下車庫で一番トラブルが多いのは、
● ひび(コンクリートの割れ)
● 水が染みた跡
● じめじめした湿気
です。
これらは地下部分では“よくある”のですが、
放っておくと劣化が進み、
補修に大きなお金がかかってしまうことがあります。
とくに次の点は要チェックです:
- 天井や壁に細いひびがないか
- 水が流れた跡、湿った跡がないか
- 雨の日に水がたまらないか
- 鉄筋(鉄の棒)が見えていないか
▶ ひび+水染み
この組み合わせは、内部の劣化が進んでいるサインのことが多いです。
3. 古い家は「許可を取らずに地下車庫を作った」ことも
昔は、地下車庫を作るときに
いまほど厳しいルールや確認がありませんでした。
そのため、
- 地下車庫が正式に申請されていない
- 図面(設計図)が残っていない
という物件が珍しくありません。
これが残っていると、こんな問題につながります:
- 住宅ローンの審査が通りにくい
- 将来のリフォームに制限が出る
- 建替えのときに余計な工事が必要になる
▶ 不動産会社に
「この地下車庫は確認済み?」
「図面は残っていますか?」
と聞くのがおすすめです。
4. 将来の建替えで“困る可能性”を知っておく
地下車庫付きの家でよくある相談が、
「建替えがむずかしい」 という問題です。
ハウスメーカーに建替えの相談をすると、
- 「この地下車庫の上に家は建てられません」
- 「安全性の確認ができません」
- 「車庫を作り直す必要があります」
と言われることがあります。
とくに、
地下車庫が“擁壁(ようへき)”と一体になっている場合
は費用が高くなりがちで、
数百万円〜かかることもあります。
「いずれ建替えするかも」という方は
ここを必ずチェックしておきたいところです。
5. 専門家のチェックは“保険”だと思ってOK
中古の地下部分は、見た目ではわからないことが多いため、
プロにチェックしてもらうと安心です。
専門家が見てくれるポイントは、
- コンクリートの状態
- 水の入り方
- 地盤の状態
- 構造が現在の基準に合うか
など。
費用は数万円ほどかかることがありますが、
将来の大きな修理費を防ぐための保険
だと考えると、とても価値があります。
6. どんな物件なら買っても安心?
◎ 買っても良い物件
- ひびや水の跡が少ない
- 建築の許可がちゃんと残っている
- 専門家が「問題なし」と診断
- 将来の建替えに支障がないと確認できた
✕ 避けたほうが良い物件
- ひび割れ+湿気が多い
- 図面や申請が残っていない
- 擁壁と一体で劣化が進んでいる
- ハウスメーカーが「建替え不可」と言う
7. まとめ
地下車庫付きの家は、
とても便利で魅力的な設備ですが、
一般的な中古戸建とはちがう注意点があります。
- 地下は湿気・水に弱いため劣化チェックが大事
- 古い物件は許可の有無を確認
- 将来の建替えで困ることがある
- 専門家のチェックはとても有効
このポイントを知ったうえで判断すれば、
安心して長く住める家を選ぶことができます。
読んでくださったあなたの住みかえが、
安全で後悔のないものになりますように。
