●住みかえ前に必ずチェックしたい「3つのポイント」●

住み替えをお考えのみなさまへ。
住宅を購入するのは、人生でも大きな決断です。「いいかな?」と思って進めた後に、「ああ、気づけばよかった…」となることを避けるために、今回は 「だれでもわかる言葉」で、住みかえ前にチェックしておきたい 3つの大事なポイントをお話しします。
プロの力ももちろん大事ですが、あなた自身が「自分で確認する習慣」を持つことが、安心できる住まい選びにつながります。

目次

1.災害リスクを「知っておく」

まずは、「ここで暮らして大丈夫かな?」と感じる“地のリスク”を確認しましょう。つまり、地震・洪水・地盤など、目には見えづらいけれど大切な“もしもの備え”です。

📋 確認しておきたいこと

  • 自治体のサイトで「○○市 ハザードマップ」と検索し、次の図を探します:
    • 洪水・浸水の予想図/履歴図
    • 地震による地盤の揺れや液状化の予想図
    • 土砂災害(がけ崩れ・土石流)の警戒区域図
  • 複数の災害リスクを重ねて見られる「重ねるハザードマップ」も便利です。
  • 保険料が高めに設定されている地域は、災害リスクが高めの可能性があります。
  • 過去の災害の履歴(昔どこが浸水したか・土砂崩れがあったか)を図書館や古い地図・航空写真などで調べておくと安心です。

✅ なぜ大事?

表面的に「きれい」「駅から近そう」と思っても、地のリスクが高ければ将来、補修や追加費用がかかる可能性があります。
“感覚的に良さそう”だけで決めず、数字や地図で「見える形の情報」を持つことで、後悔を減らせます。

2.暮らしの“雰囲気”を自分の目で確かめる

図面やウェブ情報だけで「ここならいいかな」と思っても、実際に住んだら「朝・夜・休日」に風景が違うかもしれません。そこで大切なのが、現地を 時間帯を変えて歩いてみることです。

📍 現地でチェックしたい場面

  • 平日朝(7〜9時):通勤・通学で駅まで混む道のりは?信号待ち・坂道・踏切は?
  • 平日夜(18〜21時):帰宅時の道や街の明るさ・人通り・安全感は?
  • 休日昼:スーパーや公園・子どもと出かける場所の状況は?駐輪や駐車場はどう?
  • 休日夜:静かな住宅街なのか、それとも近くに夜遅くまで賑やかな場所があるのか?騒音や治安面も確認を。

✅ その他のチェックポイント

  • 駅やバス停・スーパーまで「徒歩」で歩いてみる(販売資料の所要時間+「自分のペース」で歩く方が安心)。
  • 坂・階段の有無、自転車利用・ベビーカー利用がしやすいか。
  • ゴミ出し場や駐輪場の状態もチェック。管理が悪いと、毎日の暮らしでストレスになることもあります。
  • 周囲の雰囲気を、近隣の住人・お店の方に聞いてみるとリアルな声が得られます。

✅ なぜ大事?

「図面では駅まで5分」と書いてあっても、実際に歩くと坂だったり、信号で止まったりして体感8分になることも。
また、昼は静かでも夜になると街の様子が変わる——こうしたギャップを契約前に知っておくことが、安心して暮らせる鍵です。

3.物件の“裏情報”を書面で確認する

最後に、物件を「契約」する前に必ず確認してほしいのが、売主や管理会社からの 告知書・関連書類。口頭で聞いただけでは「言った/言わなかった」のトラブルのもとになります。

📄 チェックすべき書類と確認内容

  • 物件の履歴/経歴:築年数・建てた時期・以前の売買・賃貸の経歴・リフォーム履歴など。
  • 物理的な問題の有無:雨漏り・シロアリ被害・給排水管のトラブル・基礎・壁のひび割れなど。
  • 近隣・権利関係:町内会・管理組合のトラブルの有無、ペット飼育の実態、境界確定しているかどうか。
  • 物件タイプごとの追加書類
    • マンションなら:管理組合の議事録/長期修繕計画書/修繕積立金の収支状況など。
    • 戸建てなら:建築確認申請書/検査済証/設計図書/地盤調査報告書など。

✅ なぜ大事?

外観がきれい・駅も近くて資料も良さそうでも、「実は管理がずさんで修繕積立金が足りてない」「昔、水漏れしていたけど隠されていた」などが契約後に発覚すると、取り返しがつかないことがあります。
契約前にしっかり「書面での確認」をしておくことで、「もし知っていたら買わなかったかも」という後悔を減らせます。

✅ まとめ:たった3つでも「安心の住まい選び」へ

  • 災害リスクを知ること:ハザードマップなどを見て、地のリスクを可視化。
  • 暮らしを想像して体感すること:時間帯を変えて現地を歩き、“自分たちの暮らし”を想像。
  • 書面で“見えない情報”を掘ること:告知書・関連資料を手に入れて、物件の裏側も知る。

この3つを、物件を探し始めたらすぐに「チェックリスト」として使ってみてください。
不動産会社や営業さんは確かにプロですが、すべてを説明・調査してくれるわけではありません。だからこそ、 あなた自身が動くこと が、安心して買える住まい選びにつながります。

住みかえは、ワクワクもありますが慎重さも大切です。
このブログが、あなたの納得できる・後悔しない住まい探しの一助になれば幸いです。
どうぞ、次のステップも楽しみながら慎重に進んでくださいね。

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