🏡【やさしく解説】バルコニーに水が溜まるのはなぜ?

そのまま放置するとキケン!原因・対策がひと目でわかるガイド
住みかえを考えている時、
物件の外観や間取りはしっかり見るのに、バルコニーの水溜まりは意外と見落としがちです。
でも実は、この水溜まり、
「家からのSOSサイン」 のことが多いんです。
この記事では、
専門知識がまったくなくても、
「なぜ水が溜まるのか」「どう対策すればいいのか」が
やさしく・わかりやすく・順番に理解できるようにまとめています。
■ 1. どうしてバルコニーに水が溜まるの?
理由は大きく 2つ です。
むずかしい話は置いておいて、原因だけ簡単に見ていきましょう。
◎① 排水口(ドレン)がゴミで詰まっている
バルコニーのすみには “水の出口” があります。
ここが、
- 枯れ葉
- 小さなゴミ
- ホコリ
- 土や砂
などで詰まると、
水が流れずにその場に残ってしまいます。
お風呂の排水口が詰まって流れが悪くなるのと同じイメージです。
◎② 床の傾き(勾配)がうまくついていない
本来、バルコニーは “水が流れる方向” に少しだけ傾いています。
これがうまくついていないと、雨が降ったあとに水が真ん中に残ってしまいます。
たとえるなら…
テーブルに水をこぼしたとき、
水平ならその場に残るけど、
傾いていれば流れる
そんなイメージです。
■ 2. 水溜まりを放置するとどうなる?
「ちょっとくらい残っていても大丈夫じゃない?」
と思われがちですが、実は放置するとこんなトラブルが起きやすくなります。
◎① 雨漏りにつながる
水がずっと同じ場所にあると、
バルコニーを守っている“防水の膜”が弱まり、
そこから水が建物の中に入ってしまうことがあります。
◎② 建物が傷む(見えないところで劣化)
水は少しずつ建物の中にしみ込み、
コンクリートや鉄筋を傷めることがあります。
表からは見えない場所なので、気づくころには修理が大がかりになることも。
◎③ 室内の湿気・カビにも影響
バルコニーの湿気は、意外と室内に伝わります。
クロスの浮き、カビ、結露が増える原因にも。
■ 3. 「ベランダ・バルコニー・ルーフバルコニー」何が違うの?
名前が似ていますが、ちょっと違います。
- ベランダ … 屋根つき(雨に少し強い)
- バルコニー … 屋根なし(雨が直接当たりやすい)
- ルーフバルコニー … 下の階の屋根を利用(最も防水が大事)
特に ルーフバルコニーは水が溜まるとダメージが大きい ので要チェックです。
■ 4. バルコニーの防水はどうできているの?
じつはバルコニーの床は、
「水を防ぐ部分」と「表面を守る部分」の二重構造になっています。
◎① 防水層
建物を守るいちばん大事な層。
◎② トップコート
日差しや雨から“防水層を守る”ための表面。
👉 このトップコートが古くなると、
防水層がむき出しになり、傷みやすくなります。
ちょうど 日焼け止めが落ちて、肌が直接ダメージを受けるような状態です。
■ 5. よく使われる防水の種類
文章で言われると難しそうなので、性格だけやさしく説明します。
◆ FRP防水
- とても強くて長持ち
- 乾くのが早い
- そのぶん費用は少し高め
- 紫外線には弱いのでメンテが必要
◆ ウレタン防水
- やわらかく、いろんな形に対応
- 費用はおさえめ
- 仕上がりまで少し時間がかかる
■ 6. 自分でできる“かんたん予防”
住みかえ前でも、自宅でもできるチェックです。
◎① 排水口のゴミを取る
年1回でもOK。
これだけで水溜まり予防に大きく効果があります。
◎② バルコニーの床を見てみる
- ひび
- 色あせ
- 表面のザラつき
- めくれ
があれば、トップコートが弱っているサインです。
◎③ 雨上がりに水が残るかを見る
水が「同じ場所」に残っていないかチェックしましょう。
■ 7. 専門業者に相談したほうがいいケース
- 毎回同じ場所に水がたまる
- 床がふわふわする
- 広範囲のひび割れ
- 室内に雨漏りが出た
こういった時は、自分で判断するよりもプロに見てもらった方が安全です。
■ 8. まとめ|水溜まりは家からの“注意してね”の合図
最後にポイントを一言で。
✔ 水が溜まるのは「排水のつまり」か「床の傾き」
✔ 放置すると家が傷む原因に
✔ 予防の基本は「排水口掃除」と「表面チェック」
✔ 内覧時のチェックでも役立つ
バルコニーは普段あまり意識しない場所ですが、
水のトラブルが起きやすいところでもあります。
住みかえを考えるとき、
「バルコニーに水が残っていないか?」をチェックするだけで、
その家の“長持ち度”が見えてきます。

